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2年連続Salesforce MVP 栄木菜緒子の「キットアライブでの素顔」

株式会社キットアライブ クラウドソリューション部 イネーブルメントリーダーである栄木菜緒子(えいき・なおこ)が、昨年に続き2年連続で「Salesforce MVP」に選出されました。
Salesforce MVPとは、Salesforceに関する深い専門知識を持ち、コミュニティでリーダーシップを発揮するメンバーに贈られる、Salesforceの中でも規模の大きいプログラムです。
彼女がコミュニティでいかに素晴らしい活動をしているか。その詳細は、Salesforceブログ『【座談会】Salesforce MVP集結。選出されて変わった「私のキャリアとマインドセット」』でも取り上げられています。
しかし、この記事で光を当てたいのは、彼女の「もう一つの顔」。東京に暮らしながら、札幌のチームを率いる。一人のプロジェクトマネージャーとしてお客様と向き合い、一人の上司としてメンバーの成長に心を配る。
「株式会社キットアライブのマネージャー」としての、栄木さんの素顔と想いです。
「えいきさん、どうしましょう?」と頼られる、マネージャーの日常
「私の仕事は、7割がプロジェクトマネージャー、残りの3割がチームの管理、という感じですね」
穏やかな口調で、栄木さんは自身の役割を語ります。彼女が率いるチームのメンバーは10名。東京の自宅からリモートで、札幌にいるメンバー一人ひとりの仕事のアサインや、日々の成長をサポートしています。
メンバーから寄せられる相談は多岐にわたります。最近では、初めてプロジェクトの「オーナー」を任されたメンバーがいたそうです。
※キットアライブでは一般に「プロジェクトリーダー」と呼ばれる役割を「プロジェクトオーナー」と呼んでいます。オーナーについてのこちらのブログもぜひご覧ください。
栄木さん:「『オーナーって何をするの?』という最初のインプットから一緒にやりました。プロジェクトの進め方はもちろん、お客様との打ち合わせでの立ち居振る舞いやマナーといった、マニュアルには載っていない『見てもわからないこと』を伝えるようにしています。打ち合わせの前には『今日はこれを確認しよう』とポイントを絞り、終わった後には『こういう言い方の方がもっと伝わったかもね』と振り返りをする。その繰り返しですね。」
今でこそメンバーを導く立場ですが、意外にも「昔は開発者目線で、ダメなポイントを全部踏んできた」と笑います。
栄木さん:「お客様に機能の話ばかりしてしまって、『本当に伝わっているか』なんて全く意識できていませんでした。そんな私が変われたのは、コミュニティ活動のおかげなんです。」
なぜコミュニティ活動が、キットアライブの仕事に活きるのか
栄木さんがコミュニティ活動で得た最大の財産。それは、ユーザー(お客様)の「泥臭い話」を聞けたことでした。
栄木さん:「会社の中で、ユーザーがどんな関係者を説得し、どんな想いで私たちに仕事をお願いしているのか。その背景を知る機会がたくさんありました。『システムとしてのあるべき論』を振りかざしても、相手の状況を理解していなければ、逆に反感を買ってしまう。そのニュアンスがわかるようになったのが、一番の収穫です。」
社外で得たユーザー目線は、キットアライブの仕事に直接活かされています。顧客への提案が深まるだけでなく、部下の指導にも繋がっています。
さらに、共同リーダーを務めるコミュニティ「Woman in Tech」での経験は、彼女のマネジメントスタイルそのものに影響を与えました。
栄木さん:「Women in TechはSalesforceに関係する人のキャリアを考える活動に取り組んでいます。自分や他人のキャリアと強制的に向き合う場があったことで、内省する機会になりました。会社から与えられる異動や新しい仕事は、自分を成長させるためのチャンスなんだと。自分自身、結果として東京に転勤してよかったと思っています。だから、部下にも『あなたにポテンシャルがあると思ってお願いしているから、まずは挑戦してみて』と、伝えていきたいです。」

2024年のSalesforce World Tour TokyoではTrailblazer Theaterに登壇
私が「リモートでも安心して働ける」と断言できる理由
東京在住の栄木さんが、札幌のメンバーをマネジメントする。言葉にすれば簡単ですが、物理的な距離は、時に大きな壁になるはずです。しかし、栄木さんは「リモートだからというビハインドは、あまり感じない」と言い切ります。
なぜ、彼女はそう断言できるのでしょうか。
栄木さん:「一つは、自分で見聞きした範囲だけでメンバーを判断しない、と決めているからです。案件での働きぶりはもちろん、日報の感想欄、他の管理職からのコメントなど、色々な情報を集めてその人を見るようにしています。キットアライブには、そうした情報が自然と集まってくる仕組みがあるんです。」
キットアライブには、日報やSlack、アサイン会議など、社員の状況を多角的に把握できるコミュニケーションの土台があります。栄木さんはその情報を丁寧に集め、1on1の場で「こういう話を聞いたけど、どう?」と本人とすり合わせることで、認識のズレをなくしていくのです。
そしてもう一つ、大きな理由があります。それは、今年から生まれた「リードエンジニア(LE)」という新しい役職の存在です。
栄木さん:「LEができて一番良かったのは、一人で決定しなくてよくなったこと。以前はチームの方針を『私一人で決めていいのかな』と不安に思うこともありました。今は、シビアな話も相談できる仲間がいます。緊急時に札幌で対応が必要なときも、信頼して任せられる。普段からお互いを信頼して働けていれば、物理的な距離は関係ないんだと思います。」
目指すのは「歳をとっても、ご飯が食べられる人」
そんな栄木さんが率いるチームには、どんな目標があるのでしょうか。
栄木さん:「明確なスローガンはないんです(笑)。でも、ベースにあるのは、弊社の代表がよく言う『歳をとっても、ご飯が食べられる人になろう』という考え方。そのために何が必要かを分解していくと、結局、技術力だけでなく、お客様としっかり話せるとか、一歩引いて全体を俯瞰できるとか、そういうスキルに行き着くんです。メンバーには、そういう人になってほしいと思っています。」
そう語る栄木さん自身も、今の課題は「経営目線が足りないこと」だと語ります。お客様の役員クラスが持つ期待に応えられているか、常に自問しているそうです。現状に満足せず、学び続ける姿勢が、彼女を前進させる原動力なのかもしれません。
未来の仲間へ。まずは、あなたの話を聞かせてください
最後に、この記事を読んでくださった方へ、メッセージをもらいました。
栄木さん:「私自身、文系出身で、最初はIT業界でビハインドがある状態からのスタートでした。だから、『今の自分に何ができるか』で不安になる必要はないと思っています。大切なのは、入ってから勉強し続ける気持ちや、情報を得るアンテナを立て続けられること。そういう方なら、きっと活躍できます。」
インタビュー中、「仕事にコミュニティに、すごい行動量ですね」と尋ねると、「これでもセーブしてるんですよ」と、はにかんだ栄木さん。仕事とコミュニティ、そしてライフワークである「演奏活動」。この三本柱のバランスを取ることが、彼女の心の安定に繋がっていると言います。
栄木さん:「土曜日の夜の練習だけは、絶対に死守しようって。多分、そこがなくなったら全部が仕事モードになっちゃうので」

有給休暇を利用した小学校での演奏活動
圧倒的な実績と、穏やかな人柄。常に前を向きながらも、自分だけの「余白」を大切にする。
そんな不思議な魅力を持つマネージャーが、キットアライブにはいます。もし、少しでも彼女やキットアライブに興味を持っていただけたなら、カジュアルにお話ししてみませんか。
エントリーフォームより「カジュアル面談希望」とコメント欄に記載の上、ぜひご連絡ください。
この記事を書いた人
内田みさと
内田みさと
株式会社キットアライブ取締役管理部長として、バックオフィス業務全般の統括をしています。
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