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2025.10.11 AIイベントレポートインフォメーション

いよいよ来週開催!Dreamforce 2025の前に、昨年の発表とAIの進化を振り返る

はじめまして。クラウドソリューション部の中居です。今回、初めてブログを執筆します。

来週、Salesforce社が主催するグローバルイベント「Dreamforce 2025」に参加するため、当社のメンバー4名と共にサンフランシスコへ出発します。

今年の参加を前に、昨年の「Dreamforce 2024」がどのようなイベントだったのか、そしてこの1年でAIを巡る状況がどう変わったのかを、少し振り返ってみたいと思います。

 

基調講演のハイライト - 人とAIが協働する未来「Agentforce」

昨年のDreamforceのハイライトは、基調講演で発表された「Agentforce(エージェントフォース)」という、人とAIが協働する未来のビジョンでした。

世界中から集まった参加者の熱気に包まれる中、基調講演は始まります。

開演前の会場の様子。こうしたキャラクター達も、高揚感を盛り上げてくれます。

「Agentforce」とは、顧客対応や営業活動といった業務を、人とAIエージェントが連携して遂行するという考え方、そしてそれを実現するためのプラットフォームです。専門知識がなくとも、業務に特化したAIエージェントを構築し、日々の仕事に組み込めるようになるというデモは、大きなインパクトがありました。

昨年の基調講演の様子。AIとの協働が、より具体的な形で示されました。

ただ、その大きな可能性に感銘を受ける一方で、「この優れたコンセプトを、日本市場の商習慣の中でいかに実用的な形で展開していくべきか」――講演後すぐに、同行したメンバーとそんな現実的な議論を交わしたことも、また記憶に新しいです。

 

サンフランシスコで見た、少し先の未来

Dreamforceの合間に体験したことで、もう一つ印象に残っているのが、市内を普通に走行している自動運転タクシー「Waymo」です。

乗車してまず驚いたのは、その運転のスムーズさでした。人間のドライバーが運転しているかのような、自然な加減速と滑らかなコーナリングは、良い意味で期待を裏切るものでした。

その秘密は、車内に設置されたモニターを見て納得がいきました。搭載されたセンサーが検知した情報がリアルタイムで表示され、周囲の車両や歩行者の動きを極めて正確に捉えていることがわかります。この緻密な状況認識があるからこそ、あのスムーズな運転が実現できているのだと直感しました。ともすると、これはもう人間より運転が上手なのでは、と感じた瞬間です。

市内を走るWaymo。技術の進化を肌で感じた体験でした。

そのWaymoが、今年から東京の一部エリアで実証実験を開始したというニュースは、個人的にも大変興味深く見ています。こうした最先端の技術が日本に入ってくることは非常に楽しみです。ただ、私たちが住む札幌の冬を思うと、雪道の運転はAIにとってもまだまだ難しい課題でしょうから、本格的な普及はもう少し先になるかもしれませんね。

 

この1年の進化と、2025年への期待

前回のDreamforceから1年。私たちの働き方も大きく様変わりしました。 日々の業務の中でChatGPTやGeminiといった生成AIを活用することは当たり前になり、会議の議事録をAIが作成してくれるツールも、多くの場面で活用されるようになりました。AIはもはや特別なものではなく、私たちのすぐ隣にいるパートナーのような存在になりつつあります。

AIがこれだけ身近になった今、今年のDreamforceでSalesforceがどのようなビジョンを示してくれるのか。昨年、大きな衝撃とインスピレーションを与えてくれたイベントだけに、今年の発表にも自然と期待が高まります。

 

おわりに

次回のブログは、サンフランシスコの現地から最新情報をお届けする予定です。ぜひご期待ください。

この記事を書いた人

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中居郁也

中居郁也

株式会社キットアライブ 取締役 クラウドソリューション部長
大学卒業後に家具店勤務を経て2018年に入社し、2025年4月に取締役に就任しました。
趣味は音楽で、主にトランペットを吹いていますが、最近はブラジル音楽の打楽器にも挑戦しています。

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