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2025.06.18 HRインフォメーション

【役員インタビュー】『技術力』が最も求められるSalesforceエンジニアへ-34歳の新取締役・中居郁也が語る未来の展望

2025年4月、中居 郁也が当社の新任取締役として就任いたしました。北海道大学文学部で哲学・文化学を専攻後、道内の大手小売企業、システム開発会社を経て2018年にキットアライブに入社。Salesforce導入プロジェクトのPM/PL、開発の標準化を牽引し、2024年には当社のクラウドソリューション部長に就任しました。札幌発のクラウドソリューション企業の第一線で経験を積んできた中居に、これまでの道のりや今後の展望について尋ねました。

音楽への夢から哲学の道へ、そしてオーケストラに捧げた学生時代

インタビュアー: 中居さんは札幌ご出身で、北海道大学の文学部で哲学・文化学を学ばれたと伺っております。少し珍しいご経歴かと思うのですが、進学のきっかけは何だったのでしょうか?

中居: 実は、中学生・高校生の頃は音楽大学に進学したかったんです。トランペットを吹いていまして、ピアノも習っていました。高校3年生の夏くらいまで音大を目指していましたが、自分の音楽的な才能に少し自信が持てず、「このまま進んでも良いのだろうか」と迷うようになりました。。その頃、模試が良い成績だった時期があったので、気持ちを切り替えて北大の文学部に進学しました。

インタビュアー: 音楽への情熱があったのですね。大学時代はどのように過ごされたのですか?

中居: 大学では学生オーケストラのサークルに所属し、四六時中その活動に明け暮れていました。100人くらいの規模のオーケストラで、各楽器のトップ奏者が集まる委員会のようなものがあり、そこで演奏の方向性などを決める役割も担っていました。時には、演奏する曲を決める会議が朝まで続くこともありましたね。各パートのメンバーのために良い曲を選びたいという思いがぶつかり合い、なかなか決まらない。その中で、どうすれば皆が納得できるか、落としどころを探すような立ち回りをよくしていました。振り返れば、この経験が今の仕事にも生きている部分があるかもしれません。結局、大学を卒業するのに5年かかってしまいました(笑)。

予期せぬキャリアの始まりと、札幌への想い

インタビュアー: ご卒業後は、新卒で株式会社ニトリに入社されています。これはどのような経緯だったのでしょうか?

中居: 就職活動では、あまり深く考えておらず、東京の商社や音楽出版社などを受けましたが、ことごとく落ちてしまいました。音楽は好きでしたが、例えば楽曲の著作権を管理するといった仕事にはピンとこなかったんです。そこで、地元である札幌で働くことを考えた時、候補に挙がりました。

入社後は道内の店舗に配属され、主に家具の販売を担当しました。サプライチェーンを自社で構築し、海外で製品を製造し国内で販売するビジネスモデルは非常に面白いと感じましたね。売り場では多くのパートタイマーの方が活躍されており、社員は販売だけでなく、スタッフの管理など多岐にわたる仕事があることを知りました。また、お客様との会話の中で、例えば就職で道外に出る方が家具を買いに来られるなど、様々な人生の背景に触れることができたのも興味深かったです。

ただ、全国転勤の可能性もある中で、両親の年齢を考えると、いつどこにいるか分からない状況は避けたいという思いが強くなり、札幌にいたいという気持ちが転職の一つのきっかけになりました。

インタビュアー: 前の職場を退職された後、海外ボランティアにも参加されたそうですね。

中居: はい、次の職場を決めずに退職したこともあり、自分の時間を改めて作ることができました。大学のオーケストラの後輩が海外ボランティアに参加した体験をFacebookで見かけたのを思い出し、興味を持ってカンボジアでの活動に応募しました。期間は2週間弱でしたが、首都の都会的な雰囲気と、少し離れた地域の素朴な風景とのダイナミズムが非常に興味深く、貴重な経験になりましたね。

エンジニアへの転身、そしてキットアライブとの出会い

インタビュアー: 帰国後、エンジニアとしてシステム開発会社に入社されています。これは大きなキャリアチェンジですね。

中居: もともと前職でExcelのマクロを開発した際、楽しいと感じたこともあり、エンジニアの道を考えました。転職先ではIT未経験の自分も受け入れていただき、電力会社のシステム保守やスマートフォンアプリの開発などを担当しました。特にスマホアプリ開発は、少人数のチームで遅くまで作業することも多かったですが、一体感があって楽しかったですね。その会社には2年ほど在籍し、システム開発の基礎を学ぶ貴重な経験を積むことができましたが、次第に新しい技術領域へ挑戦し、お客様とより近い距離で価値を提供できるような働き方をしたいという思いが強くなりました。自身のキャリアの幅を広げたいと考え、転職を決意しました。

インタビュアー: そして2018年にキットアライブに入社されるわけですね。当時のキットアライブやSalesforceにはどのような印象をお持ちでしたか?

中居: 当時のキットアライブは設立2年目くらいの若い会社で、Salesforceという北海道ではまだ知名度の低かったプラットフォームを扱っている点に興味を持ちました。また、技術を深く追求する道と、ビジネスサイドも含めてお客様と関わる道のどちらに進むか考えた時、お客様とのプロジェクト経験は会社に入らないと経験することが難しいと考え、キットアライブを選びました。

 

Salesforceの魅力と、新任取締役としての想い

インタビュアー: 中居さん自身は、Salesforceというプラットフォームにはどのような面白さを感じていますか?

中居: SalesforceがAIなどの新しい機能をどんどん取り込んでいくスピード感は、技術者から見ても面白いと感じます。AIそのものの技術で言えば後発かもしれませんが、Salesforceが持つセールス、サービス、マーケティングといったコアな業務ノウハウや、製造、金融といった特定業界の知見とAIが結びつくのは非常に強いと思います。私自身、自分のペースメーカーも兼ねてSalesforceの認定資格を継続して取得しており、勉強を通じて最新情報をキャッチアップし、業務にどう活かすかを考えるきっかけを作っています。

インタビュアー: 今回、取締役にご就任されましたが、今後ご自身としてはどのようなことに注力していきたいとお考えですか?

中居: 若手社員が成長し、プロジェクトに邁進できる環境を作りたいと考えています。北海道にいながら、東京の大手企業など、チャレンジングなプロジェクトに携われることは、そのまま自分の成長に繋がります。時には歯を食いしばって頑張る局面も必要ですが、そこを乗り越えれば必ずキャリアが開けてくると信じています。そのためにも、若いメンバーがお客様と直接やり取りをして、信頼を勝ち取り、プロジェクトを問題なく進めていくためのサポート体制の構築が会社として重要だと考えています。

インタビュアー: キットアライブとしての今後の課題はどのような点にあると思われますか?

中居: 常に追求すべき課題としては、やはり技術力を高め続けることです。私たちはプロのエンジニア集団として、お客様に最適な提案をするためには、盤石な技術力が不可欠だと考えています。Salesforceのようなプラットフォームは、設定だけで多くのことが実現できる「ノーコード」や「ローコード」の側面が注目されがちですが、それだけで真の価値提供ができるわけではありません。

例えば、お客様のビジネスの根幹を支えるようなアプリケーションパッケージを構築する場合、Salesforce特有の知識だけでなく、システムのパフォーマンスやセキュリティといった、より普遍的で深い技術的知見が求められます。しっかりとしたプログラミング能力やシステム設計の理解があってこそ、プラットフォームの力を最大限に引き出し、お客様に本当に価値のあるソリューションを提供できるのです。

ですからキットアライブでは、きちんとプログラミングができる技術力を持ち、同時にお客様のビジネスや課題を深く理解しようとする姿勢、つまり「ビジネス要素」を兼ね備えた人材が、これからの時代ますます重要になると考えています。特にAI技術が進化していく中で、言われた通りに手を動かすだけのエンジニアは付加価値が出せない可能性があります。

技術偏重でもなく、ビジネス偏重でもない、そのバランス感覚こそがプロフェッショナルとしての価値を高めると私は考えています。

未来の仲間へのメッセージ

インタビュアー: 最後に、キットアライブへの転職を考えている方々へメッセージをお願いします。

中居: テクニカルなのバックグラウンドを持ちながらも、これまでのキャリアに課題を感じているような方、例えば、既存の枠組みの中で「指示通りに作るだけ」という状況に疑問を感じているような方にこそ、キットアライブに興味を持ってほしいと考えています。当社でなら、技術力を活かしながら、お客様のビジネスに深く貢献し、市場価値の高いエンジニアへと成長できる環境があります。ぜひ一緒に、チャレンジングなプロジェクトを通じて、ここ北海道からITエンジニアとしてのキャリアを切り拓いていきましょう!

この記事を書いた人

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内田みさと

内田みさと

株式会社キットアライブ取締役管理部長として、バックオフィス業務全般の統括をしています。

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