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【役員インタビュー】『エンジニアあがりの営業』が北海道の未来を切り拓く ―新取締役・藤谷修平が語る、キットアライブの挑戦

2025年4月、藤谷修平が当社の新任取締役として就任しました。株式会社ウイン・コンサルでのクラウド導入支援の経験を経て、2016年10月にキットアライブへ初期メンバーとして入社、2022年7月には営業部長に就任しました。Salesforce認定アーキテクト資格を持つ「現場起点」のテクニカルセールスとして、長年その手腕を発揮してきた藤谷の素顔と、キットアライブの未来にかける想いに迫ります。
音楽と建築への情熱、そしてIT業界への転換点
インタビュアー: まずは藤谷さんの学生時代についてお聞かせください。北海道ご出身と伺っていますが、どのような学生生活を送られていたのでしょうか。
藤谷: はい、北海道出身で、大学は札幌の北海学園大学で建築学を専攻していました。 将来は建築家になろうと考えていたんです。 ただ、大学生活は学業一筋というわけではなく…(苦笑)。 当時は軽音楽部に所属していて、ドラムを担当していました。 高校時代からバンド活動をしていた流れで、大学でも音楽にかなり打ち込んでいましたね。 その結果、必修単位を一つ落としてしまい、半年間留年して4年半大学に通いました。
インタビュアー: 音楽活動に熱中されていたのですね。建築家を目指されていた中で、IT業界へ進まれたのは、何かきっかけがあったのでしょうか。
藤谷: 就職活動で建築系の事務所なども見て回ったのですが、若手建築家の雑誌で、自分でプログラムを作って設計業務に活かしている方がいるのを知ったんです。 それを見て、「プログラムってすごいことができるんだな」と衝撃を受け、IT業界に興味を持つようになりました。
北海道から東京へ、そしてキットアライブ創業への参画
インタビュアー: IT業界への就職へとご自身の関心を高められたとのことですが、その後はどのようなキャリアを歩まれたのでしょうか。
藤谷: いくつかのIT企業を見ていく中で、ウイン・コンサル社と出会いました。当時の私はプログラムの知識がほとんどありませんでしたが、ウイン・コンサル社は「しっかりとした技術が身につきそう」という印象で、ここでなら成長できると感じ入社を決めたんです 。
インタビュアー: ウイン・コンサル社では、どのようにSalesforce事業に関わることになったのですか?
藤谷: 入社後の研修期間に、代表の嘉屋が率いるSalesforce事業の部門との面談の機会がありました。嘉屋との面談では、「東京で頑張ってみる気はあるか?」と尋ねられたんです。実は入社時から、ゆくゆくは東京での勤務もあり得るとは聞いていました。私としては、北海道で働きたいという気持ちで就職したのですが、これも成長の機会だと捉え、「頑張ります」と返事をしました。そして、7月に実際にSalesforce事業部に配属が決まった途端、「では、東京へ行ってくれ」と(笑)。まさに、新卒でいきなりの東京勤務でした 。
インタビュアー: 北海道ご出身でありながら、キャリアのスタートは予想外の形で東京になったのですね。当時のSalesforceやクラウドビジネスに対する印象はいかがでしたか?
藤谷: そうですね、北海道にいたいという気持ちは少しありましたが、これも運命かな、と前向きに考えました。当時はクラウドコンピューティング自体がまだ目新しく、「クラウドってなんだか面白そうだな」という漠然とした興味がありました。また、実際に部署に配属されて嘉屋と話す中で、いい意味での「ゆるさ」というか、柔軟な雰囲気を感じ取り、この人の下ならやりやすそうだな、と感じたのを覚えています 。ウイン・コンサル社自体は比較的堅実な社風の会社だったのですが、その中でSalesforce部門は、少し「異色」というか、新しいことに挑戦している活気のあるチームでしたね 。東京での仕事は、もちろん大変なこともありましたが、新しい技術に触れられる面白さがあり、充実していました。
そして、その数年後、キットアライブ立ち上げという大きな転機が訪れます。当時、東京のSalesforce部門には5名の仲間がいましたが、ある日、嘉屋から「新しい会社を立ち上げる。一緒にやらないか」と声をかけられました。とても驚いた一方で、私の中には以前から「嘉屋さんはいつか独立して、自分の会社を作るのではないか」という漠然とした予感のようなものがあったんです。ですから、驚きと共に「ついにその時が来たか!」という納得感もあり、私はついていくことを決めました。
エンジニアから営業部長へ、現場起点の強み
インタビュアー: まさに創業期からのメンバーでいらっしゃるのですね。キットアライブに入社されてからは、どのようなお仕事を担当されてきたのでしょうか。
藤谷: 入社当初は、ウイン・コンサル社時代から継続していたお客様の案件などを手掛けていました。 その後、徐々に会社が成長していく中で、私自身もエンジニアとしてのスキルを磨き、プロジェクトリーダーやマネージャーを経験しました。 そして、2022年7月に営業部長に就任しました。 それまでは嘉屋がほぼ一人で営業を担っていたのですが、私自身も既存のお客様への営業活動を行う機会が増えていき、その流れで営業部門を任されることになりました。
インタビュアー: エンジニアから営業部長へ、というのは大きなキャリアチェンジですね。ご自身の強みはどのような点にあるとお考えですか。
藤谷: やはり、「技術がわかる営業」であるという点だと思います。私自身、自分の営業スタイルは「エンジニア出身だと丸わかりな営業活動(笑)」だと感じていますし、それがある種の強みになっていると考えています。エンジニアとしてのバックグラウンドがあるため、お客様が抱える課題やご要望に対して、表面的なヒアリングだけでなく、技術的な観点から深く掘り下げて理解し、具体的な解決策をその場で提案できることがあります。また、開発を担当する社内のエンジニアチームに対しても、お客様の意図や技術的なポイントを的確に伝えられるため、プロジェクトの連携がスムーズに進みやすいというメリットもあります。
お客様と接する際には、いわゆる「営業担当」というより、技術的な相談相手として見ていただけることが多いかもしれません。プロジェクトが開始した後も、エンジニアとしての経験があるため、課題が発生した際には、営業という立場を超えて問題解決に積極的に関与することもあります。お客様と開発チームの間に立ち、双方の視点を理解した上で調整役を担えることも、私の貢献の一つだと考えています。
取締役就任への思いと新たな挑戦
インタビュアー: 「現場起点」という藤谷さんの特徴がよくわかります。今回、取締役にご就任されたわけですが、どのような思いがあったのでしょうか。
藤谷: 以前から、会社が成長していく中で、自身もより責任のある立場で貢献したいという想いは持っていました。もちろん、取締役という立場は大きな責任を伴うものだと理解しています。しかし、自身のキャリアを積み重ね、部長職以上の役割で会社に貢献していくことを考えた際に、これは非常に貴重な成長の機会だと捉えました。新しい挑戦に対しては常に「やってみたい」という気持ちが強く、今回いただいたチャンスを活かし、会社の更なる発展に貢献していきたいという思いで、取締役就任をお引き受けしました。
目指すは、北海道のIT業界への貢献
インタビュアー: 新たな挑戦への意気込みを感じます。取締役として、今後どのようなことに力を入れていきたいとお考えですか。
藤谷: 会社を成長させていく上で、私が東京を拠点に活動しているという現在の状況も一つの特徴だと捉えています。
キットアライブの本社は札幌にありますが、Salesforceのビジネスという観点では、やはり東京が中心的な市場です 。私の役割は、この東京の動きと北海道を繋ぐこと。そして、北海道のSalesforce市場を活性化させ、ひいては北海道全体のIT業界を盛り上げることで、地域に貢献していきたいと強く思っています 。
北海道は私の出身地であり、愛着のある故郷です。現在の北海道の経済や社会は、必ずしも勢いがあるとは言えない面もありますが、ITの力、特にキットアライブの強みであるSalesforce導入における課題解決力を活かして、北海道の発展に貢献し、中心的な存在となれるよう力を尽くしたいと考えています 。
未来の仲間へのメッセージ
インタビュアー: 北海道への熱い想い、素晴らしいですね。最後に、この記事を読んでいる方々へメッセージをお願いします。
藤谷: キットアライブは、技術力を高め続け、お客様に最適なソリューションを提供することを目指すプロフェッショナル集団です。北海道にいながら、首都圏の大手企業をはじめとするチャレンジングなプロジェクトに携わることができますし、若手社員が成長し、活躍できる環境づくりにも力を入れています。私自身、大学で少し回り道をしましたが、そのような経験も決して無駄にはならないと感じています。
ご自身の技術やソリューション力を活かして、お客様のビジネスに深く貢献し、市場価値の高いエンジニアや営業へと成長したいという意欲のある方、ぜひ一緒に北海道からIT業界を盛り上げていきましょう!
この記事を書いた人
内田みさと
内田みさと
株式会社キットアライブ取締役管理部長として、バックオフィス業務全般の統括をしています。
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